佐賀県小城市(おぎ)とは?

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佐賀県小城市(おぎ)は九州銘菓「小城羊羹(おぎようかん)」で有名な町です。佐賀県のほぼ中央に位置し、北には1,000メートル級の山脈がならぶ天山(てんざん)山系が並び、南には海苔の名産地、有明海が広がります。そして中央には広大な佐賀平野が広がり、お米処としても有名です。

人口は約4万5千人、夏は九州ならではの灼熱の太陽が降り注ぎ、冬は雪が積もる事もあるほどの気温差があり、味の濃い美味しい作物が育つ環境があります。見渡す限りのどかな風景の中で人々がゆっくりと生活をしています。

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小城の魅力

小城の魅力は天山山系から豊富に溢れ出す湧水や清流があります。水の綺麗な場所には酒蔵があり、小城にも現在2軒の酒蔵が存在します。夏になると無数のホタルが乱舞し、佐賀県有数のホタルの観光スポットになります。川は山からのミネラルを運び、水田の稲の栄養分に変わります。収穫を終わった大量の稲わらは畜産に回り、ブランド牛「佐賀牛」などの飼料になります。川はやがて有明海へと合流し、海苔の養殖に最適な塩分濃度と栄養分を供給して日本一美味しい有明海産海苔を作ります。美しい清流から始まる小城の水物語、この自然環境を守るために多くの市民が毎日の努力を続けています。

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小城の名物

小城羊羹(おぎようかん):小城の名物は表面がシャリシャリ、中もモッチリとした小城羊羹(おぎようかん)が代表的です。その昔、長崎出島から小倉までの砂糖が運ばれた長崎街道をシュガーロードと呼び、その道沿いには南蛮菓子(なんばん)の文化が根付き、明治初期に小城羊羹が作られ始めました。小さな小城市内に約20店舗の羊羹製造所があり、羊羹作り日本一を目指して現在も代々の伝統の味を守り続けています。

鯉料理:小城市の観光地に清水観音の近く「清水の滝(きよみずのたき)」があります。ここは昔、多くの参拝者が滝行を行い宿泊地は大変にぎわっていたようです。やがて宿で清水の清流を使った鯉料理をふるまうよになったのが始まりのようです。それから80年後の現在は鯉料理店が8軒ほど軒先を並べ日本でも珍しい鯉料理の郷として小城の名物料理になりました。川魚に苦手意識がある方もいると思いますが、漢方にも使われる鯉には女性に嬉しいコラーゲンなどの成分が沢山詰っていると、いま注目を集めています。

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小城の夕日

ブランド牛の佐賀牛や減農薬栽培のお米や有明海産の海苔など、美味しい素材が小城の自然の中で大切に育てられています。農産業を主とした農業国小城市の人々の一日の疲れを癒すのは仕事の終わるを告げる美しい夕日です。海の沈む夕日、平野の遠い山際に沈む夕日、小城にお越しの際は是非広い空の下に沈む夕日を見て下さい。

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小城市の観光を案内する観光協会のサイト

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