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7.272017
つよし君のトマトを視察!

先日、トマト農家さんの仕事場にお邪魔しました。
そこは天山山系の山の中、佐賀県唯一のスキー場が近くにある山間、まさに山間でした。山道を車で走っていると、突然村が出現!高原の少し涼しい場所に数棟のハウスが所狭しと並んでいました。
出迎えてくれたのは頭のタオルがトレードマークの「つよし君」でした。やっぱり今日もタオルを巻いてます。
ハウス内に整然と斜めに並ぶトマトの列は圧巻で、下から真っ赤に熟成したトマトが実っています。まずは育成方法を聞きながらつよし君のトマトの特徴を探します。元々トマトの原産地は南米ペルーのアンデス高地で乾いた土地を好みます。つよし君のトマトはある程度成長した4月から一滴の水も与えていないそうです。
トマトは水を求めて地下深くに根を張っていき、有機質で作った地中のミネラルを摂取しながら真っ赤な果実を実らせていきます。つよし君のトマトを手に持って下さい。ずっしりと重い詰まったトマトです。
実際、雨の降らないハウス内の作物に水を与えないのは勇気がいることですが、その自信は土作りにありました。ハウス内の土は木くずや竹チップなどの柔らかい有機素材で埋め尽くされトマトの根がしっかりと伸びる環境、この理想の土作りに25年の歳月がかかったそうです。育成の説明を受けてもぎたての真っ赤に熟したトマトを頂きました。
「うんまい!」
甘味酸味のバランスがとれた旨みのあるトマト本来の味が濃厚に感じます。外を見ると山間の自然が溢れる緑に囲まれたのどかな風景がトマトの味をさらに美味しくさせます。
大自然の中でこだわりのスパルタ式の育った「つよし君のトマト」是非一度ご賞味下さい!