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「鯉こく」って知ってます?

たぶん初耳?って方が多いと思いますね、それならば「鯉のあらい」もきっと初耳でしょう。

簡単に言うと「鯉の味噌汁」と「鯉のお刺身」なんですが、両方とも若干作り方が違うのでこのような呼び方になているようです。

普通の味噌汁の場合、味噌を入れてひと煮立ちなど言いますが、「鯉こく」は2時間ほど味噌で煮る煮込み料理。江戸時代は川魚で盛んに行われた料理のようですが、現在は鯉料理だけに残っている料理法のようです。また「鯉のあらい」は生魚ではなく、温水に一度通し、水や氷で引き締めるので、正確にはお刺身料理とは違う事になります。

 

しかし、川魚・・・食べた事も無いのにイメージが悪い。。

私も初めて食べるまではそうでした、鯉のあらいを恐々と口に入れると「うん?これもありだな?」刺身とはまた違った食感と初めて食べる鯉の味。その後に良く煮込んだ鯉こくを飲み干す。鯉料理の定番ではありますが、質素な素材の奥に「コク」を感じる昔ながらの日本料理です。いま、注目されるのは鯉にはお母さんの母乳の出が良くなるとか、コラーゲンが豊富で漢方でも利用されている、女性への健康面への効果に期待がある事。

しかも小城市の鯉料理は一級河川の源流で泳がせて臭みは全くない!その美味しさが口コミで広がり、いまでは8軒の鯉料理専門店が並ぶ全国的にも珍しい風景です。是非食べに来てほしいのですが、遠くて来れない方に、日本発の鯉こくのフリーズドライが発売されました。現在、ふるさと納税の謝礼品としてお届けしていますので、是非ご賞味下さい。

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