鍋島緞通(日々楽)
生産者紹介(鍋島緞通 日々楽)
日本で最も古い絨毯(じゅうたん)、それが「鍋島緞通」です。中東起源の絨毯はシルクロードを渡り、長崎の出島で中国人から技術を受け継がれ、江戸時代は鍋島藩(佐賀) の御用品として親藩大名への贈り物として用いられていました。現在、高級絨毯で有名なペルシャ絨毯がありますが、一説には鍋島緞通の起源はペルシャ絨毯から来ているとも言われます。
ゆっくり作品を見ていると絨毯の奥に歴史とロマンを感じる絨毯は日本でも、ただひとつだと思います。精緻で優美な絵柄は当時のままに受け継がれ、すでに三百余年あまりの伝統の緞通の歴史。この 伝統を受け継ぎ、緞通職人として15年の経験を積み「鍋島緞通 日々楽」をオープンされました。
ふるさと納税 出荷担当者の声:
鍋島緞通(なべしまだんつう)と聞かされて頭の中は「?」制作現場へ向かうと「あ~絨毯の事!」と理解するほど疎いわたしは人一倍鍋島緞通を勉強させて頂きました。繊細で緻密な蟹牡丹、唐草花分のデザイン柄はなんと三百年前(江戸時代)と変わらないものを現在も受け継ぎ制作しています。昔の人は時間があったんだな~と思いきや、いまの道具は昔と変わらず、つまり江戸時代と同じ時間をかけて一枚の絨毯が出来上がります。一枚の制作期間に約2ヶ月、日々楽の浦川さん曰く「見てるうちに自分で作りたいと思ってこの世界に飛び込みました。少しでも気を抜いたり、力が入るとズレが生じます。平常心を常に保つ事が大切です。」その作品に触れると、とても柔らかく、優しい気持ちになりました。ぜひ、ご自宅に1枚いかがでしょうか?
鍋島緞通 日々楽の風景
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